口臭の有効成分

子供の腕ほどもあるなた豆は口臭予防に効果的で、子供やミントが苦手な人にもやさしい

なた豆はなかなかマイナーなマメの一つですので、初めて聞いた人も多いかもしれません。

なた豆は、漢字で書くと「刀豆」と書きます。少し想像しやすくなったでしょうか。

そうなんですね、なた豆は字のままに、刀のような形をした豆なんです。サヤの長さは40~60センチにもなり、豆は3センチほど。マメ科の一年草としては最大級の豆で、鹿児島県での栽培が定着しています。

▲ 国産 深煎り白なた豆茶30包 より

ふっくん
ふっくん
さすがのワタシもなた豆は食べるのに一苦労です
yamato
yamato
丸のみしても喉つまらせそうだよね

さて、そんななた豆ですが、口臭予防効果が高いのをご存知でしょうか。歯みがき粉をいろいろと試している人はすでにご存じかもしれませんが、初めて聞いた人は参考までにご覧くださいね。

子供やミントが苦手な人にもやさしいデンタルケア成分

なた豆には、「カナバリン」「コンカナバリンA」という特有の成分があります。主にこの二つの成分が口腔内に効果が高いと考えられています。

カナバニン

カナバニンには、炎症を抑える効果と膿を抑える効果があります。

蓄膿症は、風邪・花粉・カビなどが原因で炎症が起き、副鼻腔(鼻の周り)に膿が発生してしまう病気ですが、昔から「膿とり豆」と呼ばれてきたのは、この炎症と膿を抑える二つの効果が由来しています。

歯磨き粉やお茶など、口腔内になた豆のエキスを用いると、歯周病による歯茎の腫れや出血などの炎症を抑えてくれ、歯槽膿漏の改善にも役立ちます。口臭は歯周病や歯槽膿漏の悪化が原因でもありますから、口臭の予防効果も高いと考えられています。

コンカナバリンA

コンカナバリンAはレクチンと呼ばれるたんぱく質で、唯一なた豆だけに含まれている成分です。

コンカナバリンAには免疫力を高める効果があり、口腔内に用いると、口腔内の細菌バランスを整えてくれ、口腔内の善玉菌を維持しやすくするはたらきがあります。

歯周病の原因の一つに、加齢などによる免疫力の低下が挙げられますが、コンカナバリンAはこれを予防する効果があり、歯周病の予防につながります。

歯磨き粉として使ったり、お茶として飲んだり用途がさまざま

なた豆に含まれている有効成分をお伝えしました。以上のように、なた豆は口臭の予防・改善にはもちろん、歯に自信がない人にとっても頼りになる成分ですね。

このなた豆から抽出したエキスは、今日歯磨き粉やお茶として用いられています。わたしも京都やまちやの「なたまめ柿渋歯磨き粉」にはお世話になっています。980円から始められ、コース内容の変更も気軽にできますので、おすすめです。気になる方はぜひ使ってみてください。

なたまめ柿渋歯磨き粉が980円で買えるサイト

また、なた豆エキスは、歯垢や歯石の除去後の洗浄エキスとして、一部の歯医者さんでも使われているそうです。

なんでも、歯科医で扱う抗菌剤よりは作用は穏やかではあるのですが、植物エキスなので副作用がないためと、口腔内がすっきりする効果に関して評判がいいのだとか。歯医者さんには子供も多いでしょうし、わたしのように強いミント感が苦手な人もいるでしょうから、需要がしっかりとあるのでしょうね。