体臭の有効成分

シャンピニオン(マッシュルーム)が口臭や体臭に劇的に効く理由

口臭や体臭改善のアイテム――とくにサプリメントには、よくシャンピニオンエキスが配合されています。

もともと別名「消臭の王様」として、10年も20年も前から(食材としても含めて)口臭・体臭・便臭・おなら臭などに悩みを抱える人を中心に人気を呼んでいた成分です。

ただ水面下で、です。当時はインターネット環境がまだまだ一般浸透していなかった頃ですし、ネットショッピングも今ほど大規模ではありませんでしたからね。

口臭・体臭へのエチケット認識が現代ほどではなく、浅かったのはもちろんですし、口臭・体臭に悩みのある人は恥ずかしいと思いつつ、歯科医でこっそり相談してみたり、柿渋の入った二日酔いの薬を飲んでみるような感じではなかったのではないかと思います。いい時代になりましたね。

昔からあったということは、しっかり効果を示されていたということ。今回はそんなシャンピニオンエキスについて迫ります。

シャンピニオン(マッシュルーム)

シャンピニオン(マッシュルーム)は、ハラタケ科ハラタケ属のキノコで、和名はツクリタケと言います。マッシュルームは英名で、シャンピニオインはフランス名です。

一般的にはスパゲティやハヤシライスの具としてあたりが有名でしょうか。イタリアンやフレンチが好きな人は、もっと馴染み深いキノコかもしれませんね。

ふつうに食べると…

シャンピニオンには、タンパク質、ナトリウム、カリウム、リン、各種ビタミン、ナイアシン、パントテン酸など、豊富な栄養が含まれています。ビタミンDとなるキノコ類ではおなじみのエルゴステリンも豊富です。

とくにタンパク質やミネラルの含有量はトップクラスのキノコで、ポリフェノールによる嬉しい抗酸化作用をはじめ、口内炎・口角炎の予防、痛風の改善、胃痛の軽減、高血圧の予防などのほかに、食欲増進の効果もあります。

キノコ類とはいえ、普段はそれほど食さない食材なだけに、スパゲティやハヤシライスを食べた後になんだか体の調子が良いと感じるのはシャンピニオンによる効果が大きいのかもしれませんね。

整腸作用=悪臭予防効果

腸内には善玉菌と悪玉菌がいて、食べ物やストレスや病気などで悪玉菌が優位に傾くと、腸内には悪臭成分(硫化水素やアンモニアなど)が増えていきます。臭いおならが代表例ですね。おならが臭かったときは、腸内が悪玉菌有利になっている証拠です。

腸内環境を悪玉菌有利の環境から善玉優位の環境にしてくれることを「整腸作用」と言いますが、シャンピニオンにはこの整腸効果があります。さらにはシャンピニオンに含まれているアミノ酸やポリフェノールなどが、硫化水素やアンモニアといった悪臭成分を中和する効果も期待できます。

口臭や体臭に効果があると考えられているのは、腸内で発生した悪臭成分が血管を通り、呼気や汗として排出されてしまい、その悪臭を中和できるパワーがシャンピニオンがあるからです。

便秘の改善効果も期待でき、カリウムによるむくみの改善効果もあるので、口臭・体臭の成分としてはもちろん、女性にこそ必要な成分と言えるかもしれませんね。