体臭の有効成分

なんだこの植物… モリンガがアンチエイジングの鬼と言われる理由

モリンガという植物を聞いたことがあるでしょうか。

モリンガは海外ではスーパーフードとして、高い評価のある植物です。インド原産のハーブで、飢餓に苦しんでいる国では栄養補助食品になっている国もあります。

健康を気にしている人なら青汁にも目がない人も多いと思いますが、そんなモリンガは昨今、青汁にも配合されるようになりました。

青汁に入るということは、栄養価の高い植物として、一定の評価が認められているということ。また、体臭と密接な関わりのある抗酸化能力も高く、口臭・体臭対策サプリメントなどのニオイケアの製品にもよく入っています。今回はそんなモリンガについて迫ります。

インド原産のハーブ

モリンガはワサビノキ属の一種で、主な生産国はインドです。ほかにもタイやフィリピンなどのアジア諸国、アフリカ、オセアニアなど。

熱帯・亜熱帯地方で栽培される植物で、主に葉を食用として、オイルをサプリメントや化粧品に使われますが、枝、幹、根、そして花まで利用できる無駄のない植物でもあります。

とんでもない量の栄養の宝庫

モリンガはスーパーフードと呼ばれているように、その栄養価の高さ、薬効効果は目を見張るものがあります。

モリンガ(乾燥葉)が含んでいる栄養価をまずはざっくりご紹介すると、

GABA 164㎎ (トマト62mg)
水溶性食物繊維 24.3mg (昆布31.1mg)
ポリフェノール 2200mg (赤ワイン300mg)
 9.39㎎ (パセリ7.5mg)
マグネシウム 512mg (アマランサス270mg)
カルシウム 3087mg (干しエビ7100mg)
ビタミンE 98.9mg (とうがらし29.8mg)
ビタミンA 20100 (鶏レバー14000)
ビタミンB2 2.1mg (豚レバー3.6mg)

※100g中の含有量

と、比較対象も挙げましたが、とんでもない栄養価のラインナップです。大丈夫です。わたしも初めて見たときは、なんだこの植物…って口に出してしまいましたから。

GABAは野菜でトップクラスであるのはもちろん玄米の30倍、ビタミンA(βカロテン)は1,675μgでモロヘイヤの2倍ですし、ポリフェノール(フラボノイド)にいたっては赤ワインの7倍です。

カルシウムにしても、干しエビにはかないませんが、煮干しや桜エビよりも多く、牛乳換算で16倍です。この部分からモリンガには「森のミルク」という呼び名があるほど。

▲ モリンガの種子

計測部位が実質花から根まですべてとも言っていいので、ちょっと相手が悪いと思ってしまうところでもありますが、モリンガには上記を含めた、実に90種類以上もの栄養素が含まれているのだそう。

世界最古の伝承医学であるアーユルヴェーダでは300種類もの薬効効果があるとされ、飢餓が問題になっている国で栄養補助食品となっているのも納得の植物です。

アンチエイジングの鬼と言われる理由

モリンガは上で触れたように、驚異の栄養価を誇っている植物です。わたしはあまり体は強くなく、健康にも気を使っているのですが、こうして改めて調べてみて、飲まずにいられない気持ちに駆られています。

そのようなモリンガは「アンチエイジングの鬼」とも国内で言われています。アンチエイジングは、白髪、肌のたるみ、息切れ、または加齢臭など、加齢による体(細胞)の衰えを防ごうという活動のことで、そこでは体の酸化を防ぐ抗酸化成分が重要になってきます。

モリンガに含まれている抗酸化成分であるポリフェノール(フラボノイド)は、2,200mg。これがどれほどの量なのかといえば、あの同じくスーパーフルーツであるアサイーと同程度の量です。

ちなみにほかの一般的な食品のポリフェノール含有量を引き合いにだしてみると、100gまたは100ml中、コーヒーが約200mg、赤ワインとココアが約300mgで、ブルーベリーも同程度であり、ヘルシア緑茶が500mlで540mgです。

そしてモリンガはほかの栄養価も豊富で、ポリフェノール量はもちろん総合力のほどでも、一般食品を寄せ付けていません。GABAやカルシウムなども一緒に摂れてしまう驚きの植物です。じゃっかん高価になるのがデメリットではありますが、青汁ではおなじみのケールや明日葉が正直かすみますね…。

抗酸化力はもちろん、こういう部分からもアンチエイジングの鬼と呼ばれている理由でしょうけど、正直アンチエイジングの鬼という言葉もかすむほど、それこそ世界最古の伝承医学に認められているほど神話めいた植物だとも思います。