体臭の有効成分

加齢臭や体臭予防に効果的な柿渋(柿タンニン)エキスは初心者にも選びやすい

柿は食べたことはあるけど、渋い柿は食べたことがない。そういう人は多いかもしれません。

渋柿はまだ青く、緑色をした柿のこと。この柿渋から汁を取り出して発酵させると、高い防腐・防虫・防水効果がありました。そのため平安時代の昔から渋柿は塗料や染料として使うために収穫され、活用されてきました。

科学技術の進んだ現代でも、シックハウス症状を起こさないことから塗料として評価が高かったり、ノロウイルスを抑制する効果があるなど、その用途は留まるところを知りません。

そんな柿渋エキスですが、人の体臭に対しても消臭効果が期待できる有効成分としても知られています。

柿渋はどんな成分?

柿渋の主成分は、タンニンというポリフェノールです。ほかのタンニンと区別する意味で柿タンニンとも呼ばれます。

ポリフェノールの持つ抗酸化効果は近年メディアでも話題ですが、柿渋のタンニン含有量はワインの約20倍、緑茶の約70倍ともいわれています。すさまじいですね。

柿渋の体臭予防効果

消臭スプレーや香水は、一般的に臭いを別の臭いで上書きするマスキング商品です。

ですが柿渋は、加齢臭の原因物質であるノネナールや、ミドル脂臭のゼアセチル、足のニオイ成分であるイソ吉草酸アルデヒドなど、柿渋はニオイの原因物質と科学的に結びつくことで、別の成分に変化させてしまいます

また、殺菌・除菌効果も高く、汗や古い角質、脂肪酸の発酵も抑えます。これらの相乗効果により、柿渋エキスは高い消臭効果が認められているのですね。体臭予防用の石鹸(ボディソープ)や、口臭・体臭対策のサプリメントなど、製品は数多くあります。

初心者も使いやすい

柿渋エキスは体臭予防石鹸や塗料をはじめとして、さまざまな製品に使われています。

日本ではなじみのある成分のためか、柿渋を使っていることがすぐにわかる製品が非常に多いのも特徴です。例えば、パッケージがオレンジ色をしているとか、名前に柿渋やかきしぶなどの表記があることとかですね。

そのためもしミドル脂臭などの各体臭や加齢臭に悩んでいて、どんな製品を使えばよくわからないという人にも認知しやすい消臭成分といえます。

ただし、成分表を見る癖はつけた方がよいです。成分表の表記における各成分の配合量は、左上にあるものが多く、右下にいくごとに配合量が減っていきます。シャンプーなら、水が一番左上にありますし、パンなら小麦粉などです。

「柿渋エキス」や「柿タンニン」などの言葉が成分表の右下に近い位置に書かれてあったら、柿渋エキス(柿タンニン)の配合量が少ないという意味ですので、なるべく左上に近い場所に柿渋エキスの書かれてある製品を使いましょう。その度合い(柿渋エキスをどのくらいその商品に配合できるか)は製品によっても異なりますので、2,3点類似製品を見るのがおすすめです。